14日、園田競馬場で行われた兵庫クイーンC(3歳上牝、ダート1700m、1着賞金300万円)は、濱口楠彦騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.4倍){horse=2002102476:クインオブクイン}(牝5、笠松・松原義夫厩舎)が2番手追走から楽に抜け出すと、2番人気ノーメイクに5馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは1分49秒0(良)。さらに2馬身差の3着に3番人気アブソルートウインが入った。
勝ったクインオブクインは、父キングヘイロー、母ハイネスポート(その父ノーザンテースト)という血統。04年9月にデビューし、2戦目(ダート1400m)で初勝利。05年ゴールドジュニア(笠松)で重賞初制覇を飾ると、続く若草賞(笠松)、スプリングC(名古屋)も制して重賞3連勝。05年東海菊花賞(名古屋)で重賞4勝目を挙げ、同年のクイーン賞(交流GIII)では2着に入っている。今年も重賞のマーチC(笠松)を制し、約3か月半ぶりの前走、さざんか特別(A2、名古屋・ダート1800m)で3着に入っていた。通算成績37戦8勝(うちJRA3戦0勝、重賞6勝)。