【地方競馬】マミエミモモタローがネクストスター園田V 川原正一騎手は地方競馬重賞最年長勝利記録を更新

2023年10月12日 17:57

 初代王者の座に就いたマミエミモモタロー(左から3頭目)=撮影・中山伸治

 「ネクストスター園田」(12日、園田)

 開催5日目の11Rで行われ、1番人気のマミエミモモタローが3番手から直線で抜け出し、デビューから4戦無敗で重賞3連勝を成し遂げた。コンビを組む川原正一騎手は自身が保持する地方競馬重賞最年長勝利記録を64歳6カ月28日に更新した。

 今年から新設された2歳重賞の初代王者にふさわしいのは、やはりマミエミモモタローだった。「ライバルも力をつけてきたが、相手をギリギリまで引きつけて、後ろから差されない騎乗をした川原騎手はさすが」と諏訪貴師。デビューから勝ちっ放しでの戴冠だ。

 対戦相手から厳しい包囲網を敷かれたが、マミエミモモタローは難なく突破した。「他に行きたがる馬がいたので、3番手は予想通り。いつもより手応えが物足りなかったのは、前走から間隔が空いた影響かな。ゴール前で脚が上がった」と川原。それでも3角からスパートすると、マミエミモモタローの強さだけが際立った。

 次の目標は12月31日の園田ジュニアカップ。勝てば今年の2歳王者だ。「来年の兵庫ダービーまでは園田一本で走る。今後は休養先の坂路で3〜4週間ほど乗り込んで、次走はジュニアカップ対策の1700メートル戦」と諏訪貴師。12月初旬のJRA認定アッパートライ競走での復帰を予定している。

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