近年、日常生活においてもAIを活用する事で快適な暮らしが実現するようになっており、非常に身近な存在と言えるAI。その流れは競馬予想界にも押し寄せています。netkeiba公認プロが予想を提供する「ウマい馬券」においても、AIを駆使した予想家が数多く存在するのはご存知の方もいるでしょう。
そんな中、10/7(土)からスタートしたのが日本一優れた競馬予想AIを決定する「AI競馬予想マスターズ2023」です。
本大会は「予選1」「予選2」「最終戦」の3部構成となっています。各予選は1か月間で500万円分の馬券を購入(※実際には購入しません)し、払い戻し金額上位70%が予選2へと進み、そこから上位70%が最終戦に進出。1レースでの最大購入額は15万円、最大ベット数は200点までというルールになっています。
参加者は7月に一般公募された32名に加え、ウマい馬券で活躍するAI予想家7名、さらにはX(旧Twitter)のフォロワー5.6万人を誇る「AIゆま」氏にもオファーし、総勢40名が優勝賞金100万円+優勝トロフィーを懸けて、熱い戦いを繰り広げています。
初週は終了時点で309万円もの払い戻しを記録した「TFA」氏がトップを保持。2位につけたのは僅差の307万円を払い戻した「mix」氏、3位にはコンスタントに的中を出した「湯けむり競馬部」で232万円となっていました。
しかし初週が終わった時点では、まだまだどのAIにもチャンスがある状況。そこから2週目を終え、どのような結果になったのかを振り返っていきたいと思います。
2週目初日の10/14(土)。まず高額払い戻し金を獲得したのが「競馬AIタク」氏でした。
新潟1Rでメモリーズオブユー(6番人気16.7倍)の単勝に4万円を投じ66万円の払い戻しを記録すると、新潟4Rでもロスコフ(6番人気15.9倍)の単勝に4万円をベットし、63万円を獲得。この日だけで130万円もの払い戻し金を獲得しました。
ただ、それ以上の結果を残したのが「noah」氏です。
新潟8Rの馬連161.2倍を3点で的中させ、177万円の高額払い戻し金を獲得。総合順位を前週の35位から、一気に5位までジャンプアップさせる事に成功しています。
続く2週目2日目の10/15(日)は、多くの高額払い戻しが出る乱打戦となりました。
その口火を切ったのが初週をトップで終えた「TFA」氏で、新潟1Rで80万円を獲得。続いては東京3Rで「メカヒコ」氏が馬連、馬単をそれぞれ1点で的中させ、58万円の払い戻しを記録しました。
京都4Rでは「ユーミィ」氏が70万円、「SAI-O」氏が79万円の払い戻しに成功。東京6Rでは「MathKeiba」氏が馬連286.6倍に7000円をベットし、200万超えの高額払い戻し金を獲得しています。
新潟8Rで「mag」氏が48万円、東京9Rでは「Laplace」氏が58万円を獲得。前日に130万円の払い戻しを記録した「競馬AIタク」氏も39万円をゲットしています。新潟9Rでは「SAI-O」氏の京都4Rに続く112万円という高額払い戻しも飛び出しています。
これらの結果、2週目を終えた時点でのトップは「TFA」氏の466万円。初週に続き首位を維持する形となりました。
2位は383万円で、こちらも初週と変わらず「mix」氏。3位は初週、2週目と安定した成績を残し、365万円の払い戻しを獲得した「mag」氏となっています。
「TFA」氏が頭ひとつ抜け出した印象もありますが、2位との差はまだまだ油断できるものではないでしょう。また2位以下も大混戦となっており、これから益々目が離せない熾烈な争いとなっていくことでしょう。
はたして、3週目はどのような高配当奪取が見られるのか……。今後の「AI競馬予想マスターズ2023」にも是非ご注目ください!