大激戦をレコードで制したロードトゥフェイム(カメラ・荒牧 徹)
11月4日の東京8R・秋陽ジャンプS(障害3歳上オープン、直線芝3110メートル=14頭立て)は、4番人気の
ロードトゥフェイム(牡5歳、美浦・尾形和幸厩舎、父マツリダゴッホ)がゴール前の大接戦を制し障害オープン初勝利を挙げた。勝ち時計の3分23秒6(良)は、14年11月22日に
エーシンホワイティが記録した従来のレコードを1秒2更新した。
外の12番枠から道中は中団で脚をため、2周目の3コーナー過ぎから徐々に前へ進出。直線の入り口で前を射程圏にとらえると、ゴール前は3頭での激しい競り合いとなり、最後は首、鼻差の大接戦を制した。
五十嵐雄祐騎手は「外枠でしたし、有利ではない枠なので、せかさずにペースを守って競馬にいきました。飛越はほぼ完璧で不安はなかった。3、4コーナーを飛んで、勝てる手応えがありました。能力があるし、いい馬だと思います」と、初コンビだったパートナーをたたえた。