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【POG】インクルージョンは12・3中京デビューを視野(美浦発)

2023年11月11日 11:29

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 先週の土曜は東西で芝1400mの2歳重賞が行われ、京王杯2歳Sはコラソンビート(牝、加藤士)が見事な差し切りでV。加藤士厩舎は重賞初制覇となりました。おめでとうございます!これでスワーヴリチャード産駒も重賞初制覇となりましたが、勢いはとどまるところを知りませんね。そしてボンドガール(牝、手塚)が勝った新馬戦から2頭目の重賞勝ち馬となります。チェルヴィニア(牝、木村)の次走はまだ発表されていませんが、阪神JF(12月10日・阪神、芝1600m)になるとすれば、ボンドガールチェルヴィニアコラソンビートキャットファイト(牝、上原博)がG1で再び相まみえるということになります。とんでもないことだと思いますし、また今後も活躍馬が増えていく可能性が高いですから、長く語られる「伝説の新馬戦」かもしれませんね。まずは順調にレースまでたどり着いてほしいですし、力関係が変わっているのかどうかも非常に興味深いです。楽しみですね。

 出世レースの百日草特別はアーバンシック(牡、武井)が素晴らしい末脚で2勝目を飾りました。アイビーSでも牝馬のレガレイラ(木村)が人気を集めて、勝ったのが牡馬のダノンエアズロック(堀)。やはり中距離になると牡馬の体力が優勢になる気もします。次走は未定ですが、来年が楽しみになるレースでしたね。2着のマーゴットソラーレ(牡、伊坂)も内容的には勝ちに等しかったと思います。次走はまだ未定ですが、葉牡丹賞(12月2日・中山、芝2000m)あたりが視野に入っている模様。

 サウジアラビアRCで3着だったシュトラウス(牡、武井)はモレイラ騎手とのコンビで東スポ杯2歳S(18日・東京、芝1800m)へ向かうと発表がありました。なかなか難しい馬ではありますが、名手がどんな手綱さばきを見せるか注目したいですね。

 POGドラフトで人気となっていたインクルージョン(牡、堀、父ハーツクライ、母インクルードベティ)は順調に追い切りを消化。12月3日の中京芝1400mでのデビューを視野に入れていますが、仕上がり次第ではスライドする可能性もあるとのこと。

 10月29日東京の新馬戦(芝2000m)を勝ったジオセントリック(牡、手塚)は残念ながら骨折が判明。しばらく休養することになりました。

 アルシミスト(牡、木村、父オルフェーヴル、母ミセスワタナベ)は26日の東京芝1800mを目標に調整が進められる。マーシャルポイント(牡、木村)は25日東京芝1800mの未勝利戦で復帰。

 セレクトセールで1億円(税抜き)の値がついたショウナンアムロ(牡、尾関、父ハーツクライ、母ファタルベーレ)は18日東京芝2000mを横山武でデビュー予定。

 モンテレオン(牡、尾関、父スワーヴリチャード、母セレスタ)は26日東京芝1800mの新馬戦を予定している。(馬サブロー美浦支局・木村)

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