29日、笠松競馬場で行われた笠松グランプリ(3歳上、ダート1400m、1着賞金350万円)は、戸部尚実騎手騎乗の3番人気{horse=1999103960:マサアンビション}(牡8、愛知・瀬戸口悟厩舎)が、好位追走から力強く抜け出し、5番人気ゴールデンキャストに2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分27秒8(良)。さらに1.1/2馬身差の3着に6番人気マルヨスポット。1番人気ムーンバレイは4角で先頭に立つも失速し、6着に敗れた。
勝ったマサアンビションは父ウォーニング、母シネマライフ(その父マルゼンスキー)という血統。半妹にJRA現4勝のクィーンオブキネマ(牝3、栗東・領家政蔵厩舎、父タイキシャトル)がいる。
02年3月に栗東・増本豊厩舎からデビューし、3戦目で初勝利。昨年2月のなにわS(1600万下、阪神・ダート1200m)に勝ちオープン入りしたが、その後不振が続き今年2月に現厩舎に移籍。移籍4戦目の東海桜花賞(名古屋・ダート1400m)で重賞初勝利を果たし、6月のサマーC(笠松・ダート1400m)で重賞2勝目。前走はJBCスプリント(交流GI)に出走し12着だった。通算成績57戦13勝(うちJRA44戦6勝、重賞3勝)。