2日、中京競馬場で行われた中日新聞杯(3歳上、GIII・芝2000m)は、M.デムーロ騎手騎乗の1番人気
サンライズマックス(牡3、栗東・増本豊厩舎)が、最後方追走から直線で一気に脚を伸ばし、8番人気
ダイレクトキャッチに3/4馬身差をつけ差し切った。勝ちタイムは1分58秒5(良)。さらにクビ差の3着に2番人気
タスカータソルテが入った。
勝った
サンライズマックスは、父ステイゴールド、母グリーンヒルマック(その父ダンシングブレーヴ)、祖母が90年全日本サラブレッドC(笠松)などを勝った
マックスフリート。伯父に
ミラクルオペラ(01年マーキュリーC-交流GIII、01年白山大賞典-交流GIII)がいる血統。
昨年11月にデビューし、今年1月の4戦目(京都・芝2200m)で初勝利。続く若葉S(OP)で2着に入り、皐月賞(GI)に出走したが13着に大敗している。その後休養入りし、復帰後は10月7日の3歳上500万下(京都・芝2000m)、前走の北野特別(1000万下、京都・芝2000m)を連勝していた。通算成績9戦4勝(重賞1勝)。
鞍上のM.デムーロ騎手は04年ステイヤーズS(GII、ダイタクバートラム)以来のJRA重賞制覇で通算11勝目。管理する増本豊調教師は、今年の京都ジャンプS(JGIII、
キングジョイ)以来のJRA重賞制覇で今年2勝目、通算12勝目。
なお、ステイゴールド産駒は
ソリッドプラチナム(牝4、06年
マーメイドS-GIII)、
ドリームジャーニー(牡3、06年朝日杯フューチュリティS-GI、07年神戸新聞杯-GII)、
アルコセニョーラ(牝3、07年福島記念-GIII)に続く4頭目のJRA重賞制覇となり、3歳世代では3頭目の重賞ウイナーとなった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。