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ステイヤーズSを超える距離のレースがあった!? コース図に残る「中山芝4000m(外)」のナゾ

2023年12月01日 19:30

昨年のステイヤーズSを制したシルヴァーソニック(撮影:下野雄規)

 12月2日(土)に中山競馬場で行われるステイヤーズステークス(3歳上・GII・芝3600m)。日本国内の平地最長距離となっている競走だが、中山競馬場のコース図を見ると、さらに長い「芝4000m(外)」の設定があることにお気づきだろうか。

 同距離ではかつて、「日本最長距離ステークス」なるレースが行われていた。1968年から設定され、のちに有馬記念2着などの実績を残すコンチネンタル、“白い逃亡者”の異名で知られるホワイトフォンテンなどが勝ち馬に名を連ねたが、1975年をもって廃止。JRAによると条件クラスの競走であったことから、実施されなくなった経緯について、記録が残っていないという。

 中山芝4000mは使われなくなってから約半世紀となるが、近年に施行例がない距離は他の競馬場にも存在。近30年以降(コース改修があった競馬場は改修以降)では、函館芝1700mや新潟芝3200m(外)、京都ダ1100mなど、全7場・15コースが該当する。たとえば、重賞の根岸Sが行われていた東京ダ1200mも、コース改修後は使われていない。

 だが、これらの現在未実施の距離も、今後行われる可能性は残っている。開催日割や競走体系、出走動向といった番組編成における状況の変化もあり得るためだ。また、降雪や凍結、降雨などにより、競馬番組で発表した馬場および競走距離を変更した際にも、使用する場合があるとのこと。現在使われていない距離設定も、日の目を見る時が来るだろうか。

 有馬記念の前哨戦としても注目したいステイヤーズSには、8年ぶりにフルゲート16頭がそろった。約4分間の熱戦が繰り広げられる同コースも、年に1度しか使われない珍しい条件。年に数回しか見ることのできない距離、長らく実施されていない距離は、中央、地方問わず、全国の競馬場に存在している。コース図を眺めてみれば、“レアな条件”や“意外な発見”があるかもしれない。

【JRAで近年施行実績のない距離】
●函館 芝1700m
●新潟 芝1400m(外)、芝3000m(外)、芝3200m(外)
●中山 芝4000m(外)、ダ1700m
●東京 芝2600m、ダ1200m
●中京 芝1300m
●京都 芝1100m、ダ1000m、ダ1100m、ダ2600m
●阪神 芝1400m(外)、ダ2600m

※1993年以降。ただし、コース改修のあった競馬場は改修以降とする(JRA調べ)

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