デビュー戦を勝利で飾ったダイヤモンドナイツ(手前、カメラ・荒牧 徹)
12月2日の中山6R・2歳新馬(ダート1800メートル、16頭立て)は、10番人気の伏兵
ダイヤモンドナイツ(牡、美浦・田島俊明厩舎、父
サトノダイヤモンド)がゴール前で差し切って初陣を飾った。勝ちタイムは1分56秒8(良)。
スタートはやや遅れたものの、気合をつけられると
スピードに乗り、道中は7番手を追走。勝負どころから4番手までポジションを上げると、最後の直線では外から力強い伸び脚を繰り出し、前を行く2頭をゴール寸前でとらえきった。2着には
カピリナ(戸崎圭太騎手)が入り、田島厩舎のワンツー決着となった。
丹内祐次騎手は「あまり気がないと聞いていたので、気だけ抜かせないように運びました。だんだん
スピードに乗って走れていた」とレースを振り返った。田島調教師は「道中は性格的に進んでいかないところがあって促しながらでしたが、最後までしっかり走れていました。ピリッとしていないところがあったけど、競馬に行って良かったです」と好走の要因を語った。