G1初騎乗が決まり、目を輝かす田口(左)と永島まなみ=栗東トレセン(撮影・石湯恒介)
「阪神JF・G1」(10日、阪神)
ルーキーの田口貫太騎手(19)=栗東・大橋、デビュー3年目の永島まなみ騎手(21)=栗東・高橋康=が7日、そろってG1初騎乗を決めた。田口騎乗の
ニュージェネラル、まなみ騎乗の
スウィープフィートが抽選を突破して2歳女王決定戦の出走権を獲得。夢舞台に挑む心境をそれぞれが語った。
ルーキーが
ニュージェネラルとのコンビで、自身初となるG1舞台へ挑む。「1年目の僕に、こういう機会を与えてくださった、馬主さん、武英先生、全ての関係者の方々に感謝しています」と口にしながら、貴重なチャンスに目を輝かせた。
水曜は栗東CWで追い切りにまたがり、感触をチェック。「道中は自分からハミを取り、いい雰囲気。しまいの反応も良かった。従順でいい馬」と、状態は万全のようだ。
先週日曜阪神のギャラクシーSを
マルモリスペシャルで制し、自身はオープン初V。阪神JF当日は20歳の誕生日でもある。「G1は騎手を目指してから、ずっと憧れの舞台でした。やっぱりこの舞台で、乗って勝つのを目指しています。自分のできる全力の騎乗をして、少しでもいい結果を出せるように頑張りたい」。成長一途の若武者の挑戦から目が離せない。