神奈川県川崎競馬組合は13日、酒井忍騎手(34、川崎・八木仁厩舎)が来年1月1日から3月31日までの3か月間に渡り、シンガポールのクランジ競馬場へ遠征することを発表した。現地では高岡秀行厩舎(元ホッカイドウ競馬調教師)の下で騎乗する予定。
同騎手は91年に公営・新潟競馬所属でデビュー。94年朱鷺大賞典(新潟、レイクダービー)、98年朱鷺大賞典(新潟、イブキクラッシュ)など数々の重賞勝ちを収め、01年に川崎に移籍。移籍後も02年東京ダービー(南関東G1、キングセイバー)、04年マリーンC(交流GIII、ベルモントビーチ)などの重賞を勝っている。13日終了時点の通算成績は地方11973戦1301勝、JRA33戦0勝。JRAの酒井学騎手(27、栗東・フリー)は実弟にあたる。
【酒井忍騎手のコメント】
「まだまだ足りないところがたくさんあるので、技術の向上のために勉強してきます。乞うご期待下さい」