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【有馬記念】父子制覇狙うソールオリエンス&シャフリヤールが血統的に買い

2023年12月20日 07:00

6組目の父子制覇を目指すソールオリエンス

◆第68回有馬記念・G1(12月24日、中山競馬場・芝2500メートル)

 有馬記念(24日、中山)の「考察」特別編は山下優、角田晨両記者が注目の血統馬をピックアップした。

<冬の中山芝にはパワーが必須 欧州色が濃い血統、ソールオリエンスねらい目=角田>

 冬の中山芝にはパワーが必須だ。近10年間の12〜1月における中山芝1800〜2500メートルでは、50走以上している種牡馬で勝率1位がエピファネイアの14・6%、同2位がモーリスの14・5%。ともに父系が英ダービーを制したロベルトに行き着く血筋で、日本産馬ながら欧州色が濃い。

 また近20年の有馬記念勝ち馬のうち15頭が、父方からサンデーサイレンスの血を引く種牡馬の子。日本競馬最強の血は、この舞台でも欠かせない。サンデー系と欧州血統の馬を併せ持った馬を積極的に狙いたい。

 ソールオリエンスだ。父キタサンブラックはサンデー系で、自身も有馬記念で〈3〉〈2〉《1》着と素晴らしい成績を残した。産駒のイクイノックスも昨年勝利を収め、父子制覇を達成していることも強調材料だ。

 母系では母の父モティヴェイターが英ダービー馬で、1999年に不良馬場の凱旋門賞を勝ったモンジューの産駒。タフな欧州血統の下地があるうえ、さらに牝系を遡ると96年にこのレースを制したサクラローレルの父レインボークエスト(85年凱旋門賞馬)も出てくる。

 ソールオリエンス自身も重馬場の皐月賞を圧倒的な末脚で制したパフォーマンスを考えれば、パワーの要る馬場が合うのは間違いない。半兄ヴァンドギャルドなど兄姉が挙げた計11勝のうち10勝はマイル以下でもあり、距離短縮も歓迎。強豪古馬が相手でも、十分に勝利が期待できる。(角田 晨)

<全兄アルアインが皐月賞V シャフリヤールは中山コースの適性十分=山下>

 同じく父子制覇がかかるシャフリヤールは意外にも中山初出走だが、全兄アルアインが17年の皐月賞を制していることから、中山コースの適性は十分とみる。また、父ディープインパクトの産駒で有馬記念を勝ったジェンティルドンナ(14年)とサトノダイヤモンド(16年)の母の父は、ともに芝1200メートル重賞の勝ち馬。「ディープインパクト×『短距離適性が高い母系』」はこのレースと相性がいい。シャフリヤールの母ドバイマジェスティも10年ブリーダーズCフィリー&メアスプリント(ダート1400メートル)の勝ち馬で、この組み合わせに合致する。

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