15日、中山競馬場で行われたディセンバーS(3歳上OP、芝1800m)は、後藤浩輝騎手騎乗の1番人気サイレントプライド(牡4、美浦・国枝栄厩舎)が、離れた3番手追走から直線で抜け出すと、中団から差を詰めた10番人気スターイレブンに3.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分47秒3(良)。さらにアタマ差の3着には3番人気コスモマーベラスが入っている。
勝ったサイレントプライドは、父フレンチデピュティ、母サイレントプレアー(その父サンデーサイレンス)という血統。半兄に05年エプソムC(GIII)を制したスズノマーチ(父ティンバーカントリー)、全弟に07年青葉賞(GII)2着のトーセンマーチ(牡3、栗東・小崎憲厩舎)がいる。
これまで07年新潟大賞典(GIII)2着、エプソムC(GIII)3着など重賞戦線でも活躍。前走の札幌記念(GII)は11着と敗れており、今回はそれ以来約3か月ぶりのレースだった。通算成績13戦6勝。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。