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【有馬記念】強烈な印象をターフに残した“金色の暴君”オルフェーヴル

2023年12月22日 06:00

 2度目の有馬記念制覇となったオルフェーヴル(13年)

 「有馬記念・G1」(24日、中山)

 イブ決戦に個性的なメンバーが集結。うち9頭の父はいずれもグランプリを制した名馬だった。全5回で、父の輝かしい蹄跡を振り返る。

  ◇  ◇

 3冠馬のV締めだった。11年のホワイトクリスマス決戦を制したのは3歳馬オルフェーヴル。前年ダービー馬エイシンフラッシュ、ドバイワールドC覇者ヴィクトワールピサ、G16勝の最強牝馬ブエナビスタなど強豪古馬がそろうなか、1番人気の支持に応え、6連勝を飾った。

 ゲートで後手に回って後方から。しかも流れはスロー。池添が「これまでで一番きつい競馬でした」と振り返るほど、試練のレースだった。それでも3冠馬は逆境をはね返す。持ったままの手応えで直線に向くと一気に加速し、力でねじ伏せた。「強かったです。すごい。それしか出て来ない」。主戦の言葉が世代交代を物語った。

 その2年後-。2年連続で凱旋門賞2着に敗れた栗毛の怪物が、再びこの舞台に立った。道中は折り合いに専念して、直線入り口で早くも先頭。そこからは独壇場だ。アッと言う間に後続を置き去りにして、8馬身差の圧勝劇を演じた。

 見事なラストランに“オルフェコール”がこだまする。右手を挙げて声援に応えた池添は誇らしげだった。「3コーナーで上がって行くところで勝ったと思いました。僕はオルフェーヴルが世界で一番強いと思います」。新馬戦でジョッキーを振り落とし、12年阪神大賞典では大逸走した暴れん坊は、最後まで強烈なインパクトを残してターフを去った。

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