ミッキーラッキー騎乗で勝利したレイチェル・キング騎手(カメラ・荒牧 徹)
英国出身で豪州を拠点に活躍する
レイチェル・キング騎手が中山5R・3歳未勝利(芝2000メートル、17頭立て)で1番人気の
ミッキーラッキー(牡、美浦・堀宣行厩舎、父
ドゥラメンテ)に騎乗し、短期免許による来日で初勝利を挙げた。勝ち時計は1分59秒8(良)。
15番枠から果敢に2番手を追走。行きたがる馬をグッと抑えて直線に向くと、ゴール前でも若さを見せながらも何とか頭差でしのぎきった。鞍上は「勝つことができましたが、まだ競馬に慣れていなくて、道中でもゴール前でも若さを見せていました。能力で勝つことができました。メンタル面を強化すれば、さらに
ステップアップできると思います」と振り返った。
同騎手は豪G1・5勝を挙げるなどの実績が評価され、昨年8月の
ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)で来日。第1戦では
ドーバーホークで来日初勝利をマークするなど、女性騎手として最高順位となる2位に入った。