21日の中山5Rを4番人気の
カムフライで制し、
リチャード・
キングスコート騎手(37)=英国=がJRA初勝利を挙げた。
33戦目でのVに「とても長い3週間でした。厩舎関係者、馬主、牧場の皆さまから多大なる協力をいただいて、たくさんの馬に乗せてもらっていたのですが、なかなか思うような結果が出せませんでした。ただ、馬たちはよく走ってくれたので、いつかはと思っていましたが、ようやく勝つことができました。馬に乗れることの素晴らしさを改めて実感しています」とホッとした様子。
この勝利でリズムをつかむと7Rを7番人気の
アヴィオンドールで制した。「常々日本の競馬は世界一だと思っていて、いつかは乗りたいと思っていたところ、22年のダービーを勝って、チャンスが巡ってきたなと思いました。希望がかなえられて、とても幸運に思っています。日本の競馬はヨーロッパの競馬とは全く違って競走も多いですし、1レースの頭数もとても多く、最後の直線でもどの馬が勝つかぎりぎりまで分からないぐらい、とても厳しい競馬だと思っています。僕にとっても日々勉強になっており、とても良い経験になっています」と喜びを語った。