6日、中山競馬場で行われた5R・3歳未勝利(芝2000m)で、小野次郎騎手騎乗の3番人気コスモザガリア(牝3、美浦・水野貴広厩舎)が優勝。この勝利がアグネスゴールド産駒のJRA初勝利となった。勝ちタイムは2分02秒7(良)。
勝ったコスモザガリアは、父アグネスゴールド、母カネショウレグナム(その父スマコバクリーク)という血統。06年HBAサマーセールにて130万円(税抜)で落札されており、今回が5戦目での初勝利となった。
アグネスゴールドは父サンデーサイレンス、母が93年セントウルS(GIII)を勝ったエリザベスローズ(その父ノーザンテースト)という血統。全兄にフサイチゼノン(弥生賞-GII)、全弟にリミットレスビッド(東京盃-交流GIIなど重賞7勝)がいる。
現役時代はデビューから4連勝できさらぎ賞(GIII)、スプリングS(GII)を制すなど7戦4勝の成績を残し、04年に種牡馬入り。初年度は62頭に種付けを行い、32頭が血統登録を行っている。地方では昨年7月4日の荒尾4Rでケイウンショウリが産駒初勝利を挙げており、現在は米・フロリダ州のラムホールサウスで種牡馬生活を送っている。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。