6日、京都競馬場で行われた福寿草特別(3歳500万下、芝2000m)は、安藤勝己騎手騎乗の2番人気ブラックシェル(牡3、栗東・松田国英厩舎)が、道中は中団の後方を追走。直線に向いて満を持して追い出されるとゴール前で鋭く伸び、先に抜け出していた3番人気キングスエンブレムを内から3/4馬身差交わして優勝した。勝ちタイムは2分02秒3(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には中団から早めに進出した1番人気ファリダットが入り、人気を分けた3頭が上位を占めた。
勝ったブラックシェルは、父クロフネ、母が00年ファンタジーS(GIII)3着のオイスターチケット(その父ウイニングチケット)。同厩の全姉に06年ローズS(GII)とチューリップ賞(GIII)2着のシェルズレイ(牝5)がいる血統。11月11日のデビュー戦は2着に惜敗し、2戦目の未勝利(阪神・芝2000m)で初勝利。続く前走のホープフルS(OP)では1番人気で2着だった。通算成績4戦2勝。