【サウジダービー】フォーエバーヤングがゴール寸前の差し切りで無傷4連勝 坂井瑠星騎手「自分にとって特別な馬」

2024年02月24日 23:37

坂井瑠星騎手騎乗のフォーエバーヤングが差し切り勝ち(カメラ・高橋 由二)

◆サウジダービー・G3(現地時間2月24日、サウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ競馬場・ダート1600メートル=12頭立て)

 【リヤド(サウジアラビア)24日=松末 守司】坂井瑠星騎手騎乗のフォーエバーヤング(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)が無傷の4連勝で制した。直線で外から力強く伸びると、先に先頭に立ったブックンダンノをゴール寸前ギリギリで差し切った。1着賞金90万米ドル(約1億2700万円)を獲得。同馬は藤田晋オーナーの所有馬で、前走の全日本2歳優駿・交流G1に続く重賞3勝目となった。勝ち時計は1分36秒17。

 日本馬によるサウジダービー制覇は、20年(当時はサンバサウジダービーカップ)のフルフラット、21年のピンクカメハメハに続き、3頭目。ほかの日本勢は、サトノフェニックスが10着、セットアップが11着に敗れている。

 坂井瑠星騎手(フォーエバーヤング=1着)「アメリカの馬が速いのは分かっていました。でも、馬を信じて自信を持って乗りました。最後は伸びていました。自分にとって特別な馬です。この後(サウジカップ)のレモンポップも楽しみです。自信を持って挑んだレースでしたが、思った以上に2着馬がしぶとかったですが、この馬が強かったですし、よく頑張ってくれました。海外で戦うために日本でいろいろ経験をしてきたので、その経験が生きたのだと思います。馬を信頼して自信を持って臨んだので、自信を持って追いました。デビューの最初のレースから乗せていただいて師匠の矢作先生の馬ですし、これからもっといろいろな国で大きなレースを勝ってくれると思うので僕自身も成長できるように頑張りたいです。世界のビッグレースで毎回乗れるように、たくさん勝てるようにジョッキーを続けていますので、そのための第一歩に過ぎないと思いますが、まずはこのレースを勝つことができてうれしいです」

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