JRAは16日、04年シンザン記念(GIII)、06年ダービー卿チャレンジT(GIII)を制した
グレイトジャーニー(牡7、栗東・池江泰郎厩舎)が、同日付でJRAの競走馬登録を抹消したと発表した。今後はフランスで種牡馬入りする予定だが、繋養先は未定。
グレイトジャーニーは、父サンデーサイレンス、母アンブロジン(その父Mr. Prospector)。半兄に02年皐月賞(GI)勝ち馬のノーリーズン(父ブライアンズタイム)がいる血統。
03年9月のデビュー戦を飾ると、続くデイリー杯2歳S(GII)で2着。4戦目となるシンザン記念を1番人気で制し、重賞初制覇を果たした。クラシック路線では皐月賞11着、日本ダービー(GI)10着、菊花賞(GI)8着に終わったが、マイルから中距離戦線に活躍の場を求めてからは、05年大原S(1600万下)、05年ディセンバーS(OP)に勝利。06年のダービー卿チャレンジTでは11番人気ながら快勝し、2年ぶりの重賞制覇を飾った。その後は勝ち星に恵まれず、07年11月のキャピタルS(OP)9着が最後のレースとなった。通算成績42戦5勝(重賞2勝)。