エフフォーリアの半妹となるペリファーニア(牝4、美浦・鹿戸雄一厩舎)が、日曜中山8Rの4歳以上2勝クラス(芝1600m)で連勝を狙う。

　ペリファーニアは父モーリス、母ケイティーズハート、母の父ハーツクライの血統。半兄のエフフォーリアは21年の皐月賞、天皇賞(秋)、有馬記念の覇者。半妹のイゾラフェリーチェは先週のデイジー賞を制し、2連勝を決めた。曾祖母は名繁殖牝馬のケイティーズ(Katies)なので、ヒシアマゾンやアドマイヤムーン、スリープレスナイトなどと同じ一族となる。

　ここまで6戦2勝。昨春はチューリップ賞、桜花賞と連続で3着になるなど、クラシック路線で活躍した。オークスで12着に敗れた後は放牧へ。昨年11月の復帰戦は惜しくも2着だったが、前走の1勝クラスを快勝し、待望の2勝目を手にした。今回は昇級戦となるが、血統や馬っぷり、実績など、どこから見てもオープン級の逸材。このクラスが壁になることはないだろう。

　鞍上は初タッグの前走で勝利をともにしたC.ルメール騎手。心強いパートナーを背に、ここもあっさり突破といきたい。