2日に行われたチューリップ賞は
スウィープフィート(牝、庄野)が後方一気でV。前走のエルフィンSで首差2着に敗れたうっぷんを晴らし、重賞初制覇を決めた。師は「うまくためが利いて、しまいは期待通りの伸びでした」とご満悦。次走は桜花賞(4月7日・阪神、芝1600m)を予定。「さらに相手が強くなってどこまで通用するかですが、いい状態で臨めれば」と期待を寄せた。
3日のアルメリア賞は
ギャンブルルーム(牡、大久保)が好位追走から直線は前にいた
ブラーヴイストワルを競り落とすと、ゴール前で急追した
ナイトスラッガーをしのいで接戦を制した。師は「道中で少し(ハミを)かむところはあったが、鞍上が遊ばせずに走らせてきっちり勝ち切ってくれた」と勝負根性と好騎乗を評価した。今後については「まだ線が細いところがあるので。これからもっと良くなる馬だと思う」とコメント。次走は未定。
シンザン記念11着の
バレルターン(牡、茶木)は、17日の阪神1勝クラス(ダート1800m)で砂に初挑戦。鞍上はムルザバエフJを予定している。師は「血統的にダートは良さそうな感じです。気性的に前向きすぎるところがあるので初の千八が鍵になりそうですが、今後につながる走りができれば」と新天地での活躍を期待した。
栗東トレセンには、すでに2歳馬が5頭入厩。ゼッケン1番の
エルモッソペンドロ(牡2歳、西村、父
イスラボニータ、母クロスペンデュラム)と2番の
コテキタイ22(牡2歳、西村、父シニスターミニスター)が、7日にゲート試験を一発で合格した。(馬サブロー栗東支局・塩手)