北海道日高町のトヨサトスタリオンセンターに繋養されていたシーロ(牡11)が種付けシーズンを目前にした1月31日、新ひだか町のアロースタッドに移動した。
同馬は、父Woodman、母Gioconda(その父Nijinsky)という血統の米国産馬。伯父にヘクタープロテクター、シャンハイ(いずれも種牡馬)がいる。
フランスの2歳チャンピオン決定戦であるグランクリテリウム(仏G1)に勝ち、3番人気に支持された仏ダービー(仏G1)は道悪に泣かされて6着だったが、愛ダービー(愛G1)はシンダー Sinndarから離されたとはいえ3着に健闘して力のあるところを見せた。また、アメリカへの移籍後もセクレタリアトS(米G1)などを制している。
現5歳世代が初年度産駒となり、明け3歳世代には昨年のコスモス賞(OP)2着のリッカロイヤル(牡3、栗東・中尾秀正厩舎)、4歳世代には昨年のニューイヤーC(南関東G3)を勝ったレッドドラゴン(牡4、大井・堀千亜樹厩舎)がいる。