【POG】堀厩舎の2歳馬2頭がゲート試験に合格(美浦発)

2024年04月20日 11:22

堀調教師

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 先週の皐月賞はジャスティンミラノ(牡、友道)がV。無傷3連勝で牡馬クラシック第1冠を制しました。本当にレースが上手な馬ですし、体をバッキバキに仕上げてきた友道厩舎の手腕にも脱帽ですね。そして1週前まで追い切りに乗っていたのが亡くなった藤岡康太騎手というのが…。感動的な結果となりました。次走はダービー(5月26日・東京、芝2400m)へ。関係者の皆さま本当におめでとうございます。

 2着はモレイラ騎乗のコスモキュランダ(牡、加藤士)。弥生賞ディープ記念を勝った馬としては7番人気と評価が少し低かったですが、力を示してくれましたね。こちらもダービーへ向かいます。

 2歳王者ジャンタルマンタル(牡、高野)は直線でいったんは完全に抜け出ましたが、最後にかわされての3着。少し距離が長かったかもしれないですね。それでも力を示した内容だったと思いますし、次走はNHKマイルC(5月5日・東京、芝1600m)ということで、マイルでのパフォーマンス向上に期待したいですね。

 1番人気に支持された牝馬レガレイラは6着に敗れました。上がりはメンバー最速タイの33秒9をマークしたのですが、偉業達成はなりませんでした。レース後にノーザンF天栄へ放牧に出されましたが、次走はどこになるのか注目したいところです。

 さて現2歳の情報収集もそろそろ本格化してくると思いますが、『POG虎の巻』がコンビニプリント&電子版で順次発売中です。第3弾のクラブ編(1)は22日に発売されます。ぜひともご活用していただければと思います。

 さて毎年活躍馬を送り出している堀厩舎ですが、12日に2歳馬2頭がゲート試験を合格しました。リアライズカミオン(牡、父アメリカンファラオ、母スパイスドパーフェクション)はセレクトセールで1億7000万円(税抜き)で取引された高額馬。同厩舎の父産駒といえばフェブラリーSを連覇したカフェファラオが思い出されます。今はダートでもポイントを稼げる時代ですからね。成長が楽しみです。ディオデルマーレ(牡、父ロードカナロア、母シーティス)は英G22着馬に母を持つ良血。こちらも注目です。(馬サブロー美浦支局・木村)

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