現地時間9日、04年、06年の欧州年度代表馬
ウィジャボード Ouija Board(牝7)が、英・ニューマーケットのスタンリーハウススタッドで、初仔となるKingmambo産駒の牡馬(鹿毛)を出産したことがわかった。
ウィジャボードは、父Cape Cross、母Selection Board(その父Welsh Pageant)という血統の英国産馬。従兄に90年愛セントレジャー(愛G1)などG1・4勝を挙げたイブンベイがいる。
04年に英オークス(英G1)、愛オークス(愛G1)、BCフィリー&メアターフ(米G1)を制し、カルティエ賞(欧州年度代表馬、最優秀3歳牝馬)、エクリプス賞(米最優秀芝牝馬)に選出。05年には
ジャパンC(GI)5着後に臨んだ香港ヴァーズ(香G1)でシックスセンス以下に快勝した。06年はプリンスオブウェールズS(英G1)、ナッソーS(英G1)のほか、BCフィリー&メアターフでは04年以来2度目の勝利を挙げ、11月には史上初となる、2度目の欧州年度代表馬に輝いている。
ジャパンC(GI)はディープインパクトの3着に入り、出走を予定していた香港ヴァーズ(香G1)の直前に左前脚の故障のため同レースを回避。昨年から繁殖入りしていた。通算成績22戦10勝(うちJRA2戦0勝、G1・7勝、重賞8勝)。
なお、今年の種付け相手はShirocco(BCターフ-米G1)、Manduro(プリンスオブウェールズS-英G1)などを出したMonsun(父Konigsstuhl)が予定されており、3週間以内にドイツへ渡る。