17日、高知競馬場で行われた黒潮スプリンターズC(4歳上、ダート1400m、1着賞金50万円)は、明神繁正騎手騎乗の2番人気
マリスブラッシュ(牡7、高知・田中譲二厩舎)が、好位3、4番手追走から直線入り口で先頭に立つとあっさりと抜け出し、3番人気
サンエムウルフに3馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは1分32秒1(良)。さらに1/2馬身差の3着に1番人気
トサローランが入った。
勝った
マリスブラッシュは、父スピニングワールド、母シネマライフ(その父マルゼンスキー)。半兄に昨年の東海桜花賞(名古屋)など重賞3勝の
マサアンビション(牡9、愛知・瀬戸口悟厩舎、父ウォーニング)、半妹にJRA現4勝の
クィーンオブキネマ(牝4、栗東・領家政蔵厩舎、父タイキシャトル)がいる血統。
03年に栗東・領家政蔵厩舎からデビューし、20戦1勝の成績で兵庫に移籍。さらに05年夏から現厩舎に移り、昨年の二十四万石賞(高知)2着、建依別賞(高知)2着、珊瑚冠賞(高知)2着など重賞でも好走を繰り返していた。通算成績90戦17勝(うちJRA20戦1勝、重賞1勝)。