05年の
マーチS(GIII)や06年のマーキュリーC(交流GIII)など重賞6勝を挙げ、17日付でJRA競走馬登録を抹消したクーリンガー(牡9)が、17日に優駿スタリオン
ステーション(北海道新冠町朝日)に到着し、20日の種牡馬展示会では集まった約400人の生産者らに元気な姿を披露した。なお、同馬の種付料は同日現在、未定と発表された。
キングヘイローやマヤノトップガンら多くの人気種牡馬を抱える優駿スタリオン
ステーションの種牡馬展示会は、ソングオブウインド、オンファイアの2頭の新入厩馬と4頭の新種牡馬が顔を揃える豪華ラインナップになった。今年から同スタリオンで種牡馬生活を送るのはクーリンガーのほか、重賞5勝のシーキングザダイヤ(牡7)、良血サムライハート(牡6)、03年に全欧2歳チャンピオンサイアーに輝いたファスリエフ(牡11)。いずれも劣らぬ名馬の競演に、生産者は頭を痛める日々が続きそうだ。