23日、東京競馬場で行われたクイーンC(3歳牝、GIII・芝1600m)は、武幸四郎騎手騎乗の1番人気
リトルアマポーラ(牝3、栗東・長浜博之厩舎)が中団追走から、直線で外に持ち出されると鋭い伸び脚を見せ、8番人気
ライムキャンディに1.1/4馬身差つけて優勝した。勝ちタイムは1分35秒5(良)。さらにクビ差の3着に4番人気
ラルケットが入った。
勝った
リトルアマポーラは、父アグネスタキオン、母がJRA3勝の
リトルハーモニー(その父コマンダーインチーフ)。祖母が89年阪神牝馬特別(GIII)など重賞2勝の
ルイジアナピットという血統。
昨年12月8日のデビュー戦(阪神・芝1600m)を飾ると、続く2歳500万下(阪神・芝1600m)を連勝。前走は牡馬相手の京成杯(GIII)に出走し、2番人気に支持されるも4着に敗れていた。通算成績4戦3勝(重賞1勝)。
鞍上の武幸四郎騎手は07年函館2歳S(GIII、
ハートオブクィーン)以来のJRA重賞勝利で通算25勝目。管理する長浜博之調教師は
シルクロードS(GIII、
ファイングレイン)に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算では27勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。