24日、京都競馬場で行われた、こぶし賞(3歳500万下、ダート1400m)は、四位洋文騎手騎乗の6番人気ミゼリコルデ(牝3、栗東・音無秀孝厩舎)が、好位追走から末脚を伸ばすと、1番人気オリジナルフェイトに3馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは1分24秒7(良)。さらに7馬身差の3着に11番人気ナムラウィッシュが入った。
勝ったミゼリコルデは、父Fasliyev、母Match Point(その父Unfuwain)という血統の英国産馬。伯父に00年カドラン賞(仏G1)を勝ったサンセバスチャン San Sebastian、従兄に05年ジャパンC(GI)を勝ったアルカセットがいる。06年タタソールズ・オクトーバー・イヤリングセールにて28万ギニーで落札されていた。
昨年7月のデビュー戦(函館・芝1800m)を快勝。その後は特別戦で大敗が続き、前走の菜の花賞(OP)は12着。今回が初のダート戦だった。通算成績6戦2勝。
なお、このレースは積雪の影響により、当初の芝1600mからコース変更されて行われた。