【日本ダービー】父ゴールドシップは12年前に無念の5着 メイショウタバルが波乱呼ぶか

2024年05月21日 07:30

皐月賞大敗から巻き返しを狙うメイショウタバル(ユーザー提供:ワラビさん)

 父の無念を晴らす激走なるか。ゴールドシップ産駒のメイショウタバル(牡3、栗東・石橋守厩舎)が、日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)でGI初制覇を狙う。

 メイショウタバルは父ゴールドシップ、母メイショウツバクロ、母の父フレンチデピュティの血統。母は石橋調教師が騎手時代に最後の勝利を挙げた馬。伯父のメイショウカンパクは12年の京都大賞典を制している。

 ここまで6戦3勝。デビュー2戦は4着、5着だったが、3戦目から未勝利(阪神芝2000m)、つばき賞と2連勝。さらに重賞初挑戦だった毎日杯を6馬身差で逃げ切り、一気にクラシックの有力候補に浮上した。しかし、前走の皐月賞では折り合いが付かず、暴走気味の逃げとなって17着に大敗。力負けでないことは確かだが、気性面の課題が浮き彫りになった。

 迎える大一番の今回、陣営は調教から工夫を重ね、折り合い改善に努めている。父が12年前に2番人気に支持されながら、5着に終わった一戦。成長した姿を見せて、世代の頂点の座をつかみ取りたい。

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