29日付で引退する加賀武見調教師(70)の管理馬が、23日と24日の東京・京都競馬に計11頭出走。クイーンC(GIII)には2番人気のデヴェロッペ(4着)を送り込んだが、最終週は未勝利に終わった。
加賀武見(かが たけみ)調教師は60年に騎手としてデビュー。デビュー年に58勝を挙げて新人騎手最多勝記録を樹立したほか、76年日本ダービー(クライムカイザー)、78年有馬記念(カネミノブ)など、8664戦1352勝の成績を残した。88年に調教師に転身。JRA重賞はオンワードメテオで制した02年東京ハイジャンプ(JGII)、02年新潟ジャンプS(JGIII)の2勝を挙げている。通算成績はJRA3441戦178勝(うち障害189戦11勝)、地方155戦12勝。今週の結果とコメントは以下の通り。
◆23日(土)
東京1R エリザベススイート 5着
東京9R リバイバルシチー 7着
東京11R デヴェロッペ 4着
京都2R アゲハチョウ 13着
京都8R アンダンテシチー 15着
京都12R マイネルドナール 6着
京都12R ヤクモキャット 10着
◆24日(日)
東京7R ワンダーティンバー 3着
東京10R ワンダードリーム 12着
京都2R ワンダーバラ 14着
京都7R ブートキャンプ 15着
【コメント】
「昭和32年に初めて足を踏みいれ、それ以来、自分が1番好きだったこの東京競馬場で引退することができてとても幸せです。いい人に巡り会い、いい馬に巡り会うことができました。ここまで自分が頑張ってこれたのも、ファンの皆様、関係者の皆様の応援のおかげです。皆様にありがとうという気持ちです」
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。