シルクHC

【POG】良血サラコスティ「背中が柔らかくて、とてもいい馬」(栗東発)

2024年06月01日 11:10

サラコスティの叔父サリオス=22年毎日王冠V時

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 次週の注目新馬は6月8日の京都5R(芝1600m)を予定しているカルドウェル(牝、中村、父スワーヴリチャード、母プロキシマ)。初めてのコース追いとなった23日は、栗東CWで6F84秒4-38秒1-11秒6の好時計をマークし、師は「時計が良かったのは内めを回ってきた分もあると思いますが、思った以上にしっかり動けていました」と満足げに振り返る。30日には松山を背に同6F82秒9-37秒5-11秒5を計時。外を回ってしっかりと負荷をかけ、抜群の動きを披露した。「とてもいい動きでした。追ってからの反応も良かったし、初戦から楽しみです」と鞍上も好感触。牧場サイドの評判も高く、楽しみな一頭だ。

 毎年、活躍馬を送り出している中内田厩舎の初陣はラトラース(牡、父キズナ、母ローブティサージュ)で、6月16日の京都5R(芝1600m)を予定している。30日の栗東坂路で初めて追い切り、4F56秒4-12秒5をマーク。母が2歳女王で、半兄にオープン馬リアンティサージュがいる血統馬だが、順調にきている様子だ。

 近親に重賞活躍馬が並ぶ良血サラコスティ(牡、池添、父エピファネイア、母サロニカ)も栗東で順調に乗り込みを進めている。師に印象を聞くと「背中が柔らかくて、とてもいい馬です。エピファネイア産駒にしては口の強さがそこまでなくて、いいまとまりがあります。(近親の)サフィラとは体つきが似ていますね」と好ムードだった。(馬サブロー栗東支局・塩手)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。