8日、中山競馬場で行われた黄梅賞(3歳500万下、芝1600m)は、吉田隼人騎手騎乗の4番人気タマモスクワート(牡3、美浦・中川公成厩舎)が、3番手追走から直線で伸び、先に抜け出していた5番人気コスモポッケをゴール前でハナ差交わして優勝した。勝ちタイムは1分36秒7(良)。さらにアタマ差の3着には3番人気リトルディッパーが入った。単勝1.5倍の圧倒的1番人気に推されたサイレントフォースは、スタートでやや立ち遅れ、中団追走から伸びず13着に敗れている。
勝ったタマモスクワートは、父スクワートルスクワート、母アンサーミー(その父ジョリーズヘイロー)という血統。半兄に06年ラジオNIKKEI賞(GIII)を勝ったタマモサポート(牡5、栗東・藤岡健一厩舎、父タマモクロス)。昨年9月のデビューから3戦目で初勝利を挙げ、その後はひいらぎ賞(500万下)4着、前走のジュニアC(OP)は6着だった。通算成績6戦2勝。