9日、中山競馬場で行われた弥生賞(3歳、GII・芝2000m)は、松岡正海騎手騎乗の2番人気{horse=2005105526:マイネルチャールズ}(牡3、美浦・稲葉隆一厩舎)が、2番手追走から抜け出し、1番人気ブラックシェルの追撃を3/4馬身抑え優勝した。勝ちタイムは2分01秒8(良)。さらに1/2馬身差の3着に7番人気タケミカヅチが入った。なお、上位3頭には4月20日に中山競馬場で行われる皐月賞(GI)への優先出走権が与えられる。
勝ったマイネルチャールズは、父ブライアンズタイム、母がJRA1勝のマイネプリテンダー(その父Zabeel)。全姉に03年フラワーC(GIII)を勝ったマイネヌーヴェルがいる血統。
昨年10月にデビューし、2戦目(東京・芝1800m)で初勝利。葉牡丹賞(500万下)は2着に敗れたが、ホープフルS(OP)を勝ち、前走の京成杯(GIII)で重賞初制覇。今回の勝利で3連勝、重賞2連勝となった。通算成績6戦4勝(重賞2勝)。
鞍上の松岡正海騎手はマイネルチャールズで制した京成杯に続くJRA重賞制覇で、今年2勝目、通算9勝目。管理する稲葉隆一調教師も京成杯に続くJRA重賞制覇で、今年2勝目、通算12勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。