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【ラジオNIKKEI賞】日本でなじみないファー産駒 大外一気で重賞初V「すごい脚でした」テン乗り田辺裕信騎手大興奮

2024年07月01日 06:00

オフトレイル(手前)が直線一気に差し切った(カメラ・荒牧 徹)

◆第73回ラジオNIKKEI賞・G3(6月30日、福島競馬場・芝1800メートル、良)

 福島競馬場で行われた3歳限定の第73回ラジオNIKKEI賞・G3は6番人気のオフトレイル(田辺)が大外一気の差し切り。1分45秒3のコースレコードタイで重賞初制覇を飾った。

 極上の切れ味でライバルをのみ込んだ。開幕週の良馬場で道中最後方。直線で大外に持ち出されたオフトレイルは、急加速すると一頭だけ違う脚いろで矢のような伸び。テン乗りだった田辺が「ゴーサインを出した時に『届くかもしれない』と思ったけど、その通りのすごい脚でした」と興奮気味に振り返った通り、上がり最速34秒2で図ったように頭差だけ差し切って、重賞初タイトルを手にした。

 「ゲートでソワソワして上手に出られなかったけど、ペースが速くて、結果的に巻き込まれなくて良かった」。当初の作戦は先行策だったが、想定外の出遅れで後方待機に切り替えたことが奏功。前半1000メートル通過58秒4とレースが流れたことも味方して、98年にアンブラスモアが作った1分45秒3のコースレコードに並んだ。

 福島出身の田辺にとって当地で4度目の重賞制覇。地元だと燃えるか?と質問されると、「冷静にしているつもりですがそうかもしれませんね。普段はやる気がないと言われるので。勝利の味はおいしかったです。ごちそうさまでした!」と笑った。

 日本ではなじみのないファー産駒での重賞V。吉村調教師は「ジョッキーは(距離適性について)『マイル以下の感じはしない』と言っていましたし、(英チャンピオンS勝ちなどG12勝の)父も中距離ですから。秋まで待つことになると思いますが、マイルから中距離くらいですかね」と今後の方向性を示した。小回り福島の短い直線で披露した豪快な末脚は、必ず秋の大舞台につながるはずだ。(西山 智昭)

 オフトレイル 父ファー、母ローズトレイル(父キングマンボ)。栗東・吉村圭司厩舎所属の牡3歳。英国・ゴドルフィンの生産。通算7戦3勝。総獲得賞金は7151万7000円。重賞初勝利。馬主はゴドルフィン。

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