日本最大の競走馬のセリであるセレクトセール2024(主催・一般社団法人日本競走馬協会)は7月9日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで2日目を迎え、今年生まれた当歳馬のセールが行われている。
藤田晋オーナーは、2日間で合計11頭、18億4000万円を購買。セール2日目は、「きょうの本命でした」という
コントレイル産駒の牡馬「
ジョイカネラの2024」を1億9000万円で落とすなど当歳馬を6頭落札した。そのうち前記に加え、2億5000万円の
コントレイル産駒牡馬「
ブリリアントカットの2024」、2億4000万円の
キタサンブラック産駒の牡馬「
シンプリーラヴィシングの2024」、1億7000万円の
サートゥルナーリア産駒の牝馬「
コーステッドの2024」の4頭が1億円超えだった。
セール参加4年間では、87億9700万円の購買。前日8日は
キタサンブラック産駒の牡馬「デルフィニア2の2023」を5億9000万円で落札したロデオ
ジャパンに競り負けたが、「あれ以外は納得いく結果です。負け惜しみを言う人の気持ちが分かりますね(笑い)。(参加4年目になり)今は健康体を重視しています。ダート路線も夢がありますね」と、第2の
フォーエバーヤングにも思いをはせた。