【クイーンS】史上4頭目のGI馬の戴冠なるか 秋華賞馬のスタニングローズが復活期す

2024年07月24日 19:00

重賞4勝目を目指すスタニングローズ(今年5月撮影、ユーザー提供:淳。さん)

 史上4頭目のGI馬の戴冠なるか。一昨年の秋華賞馬のスタニングローズ(牝5、栗東・高野友和厩舎)が、クイーンステークス(3歳上牝・GIII・芝1800m)で4つ目の重賞タイトルを狙う。

 スタニングローズは父キングカメハメハ、母ローザブランカ、母の父クロフネの血統。母はJRAで3勝。祖母のローズバドは01年のフィリーズレビューと03年のマーメイドSを制し、GIで2着3回の活躍馬。そして曽祖母のロゼカラーは95年のデイリー杯3歳S、叔父のローズキングダムは09年の朝日杯FSと10年のジャパンCを制している。

 ここまで15戦5勝。3歳時にフラワーCを制し、オークスはスターズオンアースの2着。秋に紫苑Sで重賞2勝目を挙げると、秋華賞でGI初制覇を果たした。しかし、その後は5戦連続で5着以下。衰えを指摘する声もあるが、久々のGIII参戦で巻き返したいところだ。

 クイーンSが00年に古馬に開放されて以降、GI馬は延べ26頭が参戦。6頭が1番人気、7頭が2番人気に支持されながら、勝ったのは01年のヤマカツスズラン、17年のアエロリット、18年のディアドラの3頭のみとなっている。スタニングローズは“ジンクス”を克服して、GI馬の意地を見せられるか。復活を目指す5歳牝馬の走りに要注目となる。

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