22日、中山競馬場で行われたフラワーC(3歳牝、GIII・芝1800m)は、先手を取った松岡正海騎手騎乗の1番人気{horse=2005102480:ブラックエンブレム}(牝3、美浦・小島茂之厩舎)が、直線に向いても脚色衰えず、8番人気レッドアゲートの猛追をアタマ差抑えて逃げ切った。勝ちタイムは1分49秒5(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には2番人気シングライクバードが入った。
勝ったブラックエンブレムは、父ウォーエンブレム、母がJRA1勝のヴァンドノワール(その父ヘクタープロテクター)という血統。昨年8月の札幌でのデビューから2戦目(東京・芝1600m)で初勝利を挙げると、続く葉牡丹賞(500万下、中山・芝2000m)ではミステリアスライト、マイネルチャールズに次ぐ3着と好走。前走のきんせんか賞(500万下、中山・芝1600m)で2勝目を挙げていた。通算成績5戦3勝(重賞1勝)。
鞍上の松岡正海騎手はマイネルチャールズで制した弥生賞(GII)に続く今年のJRA重賞3勝目で、通算10勝目。管理する小島茂之調教師は03年の開業以来、初のJRA重賞制覇となった。
また、ウォーエンブレム産駒は、ショウナンアルバ(共同通信杯-GIII)、エアパスカル(チューリップ賞-GIII)に続くJRA重賞3勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。