【新潟ジャンプSレース後コメント】ホッコーメヴィウス小牧加矢太騎手ら

2024年07月28日 13:54

新潟ジャンプSを制したホッコーメヴィウス(c)netkeiba、撮影:下野雄規

 新潟9Rの第26回新潟ジャンプステークス(障害3歳以上J・GIII・芝3250m)は2番人気ホッコーメヴィウス(小牧加矢太騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分32秒3(良)。半馬身差の2着に1番人気サクセッション、さらに半馬身差の3着に4番人気パトリックが入った。

 ホッコーメヴィウスは栗東・清水久詞厩舎の8歳セン馬で、父ダイワメジャー、母ホッコーメモリー(母の父ダンシングブレーヴ)。通算成績は45戦7勝。

レース後のコメント

1着 ホッコーメヴィウス(小牧加矢太騎手)

「今日も重賞だ、重賞だ、とは思わず、馬の最大限の力を発揮しようと、僕の仕事をしようと心がけていました。道中は冷静にいけましたし、僕なりに思い通り乗れていたと思いますが、やっぱりホッコーメヴィウスは強いです。馬に勝たせてもらった感じです。楽にハナへ行けたら行こうと思っていて、馬のリズムは乱さずに、馬のペースで行った結果、逃げ切りになったと思います。(後ろからは)少頭数の足音しか聞こえなくて、迫力のある足音ではなかったので、4コーナーも早めに動くのではなく、馬のリズムを大切にして、手応えがありました。

(コンビを組むのは)初めてでしたが、自信を持たせてくれる馬ですね。馬には余裕がありましたが、僕には余裕がなかったです。調教から跨らせていただき、引っかかると聞いていたのですが、折り合い良く運べて、担当の方も折り合い過ぎているのかと思うほどリラックスしていました。合う、合わないでいえば合っていたと思います。

(父・小牧太騎手の地方移籍で発奮したか、と聞かれて)あったと言った方が面白いですが、全くなく、父は新しい挑戦をするということで、応援だけはしているのですが、触発されたわけではなく、馬の力で勝たせてもらいました。

 初めての夕方開催、朝から残ってくださってるお客さんや、午後の開催を見に来てくれているお客さん、ありがとうございます。このシステムを(今後)どうするのかはわかりませんが、馬は暑いのがダメなので、暑くなくて楽だったのかなと思います。僕もまだまだ、今年頑張りますので、応援よろしくお願いします」

(清水久詞調教師)
「大した馬です。頑張ってくれました。絡んでくる馬もなくマイペースで行けました。このような脚質の馬は目標になってしまい難しいものですが、年齢の衰えもなく体のハリもあります。暮れの大きいところへ向かうかどうかはオーナーと相談してからです。小牧加矢太騎手が初重賞勝ちとなりましたが、黒岩悠騎手もこの馬で重賞を始めて勝ちましたね」

2着 サクセッション(石神深一騎手)
「スタートして勝負どころまではリズム重視で行こうと思っていました。飛越はノーミスでした。今日ぐらい気をつけて飛べば中山でも東京でもやれると思います」

3着 パトリック(森一馬騎手)
「今までのレースの良いところを取り入れたレースをすることができました。前2頭は重賞勝ち馬でしたがあと一歩でした。暑い時期は得意ではないと聞いていましたが頑張ってくれました」

4着 リレーションシップ(高田潤騎手)
「1回使われて状態はすごく良く、しっかりと仕上がっていました。スタートして3つ目の障害での飛越が近すぎてしまい下がってしまいましたが、前が止まらない馬場で3コーナーから長く脚を使ってくれました。目途が立つ競馬ができました」

5着 ニューツーリズム(伴啓太騎手)
「理想どおりのレースでしたが、意外と切れ味勝負になりました。スタミナ比べになった方がいいかもしれません。最後もバタバタにはなっていませんが、現状では展開の助けなどがあればという感じです」

7着 ウインチェレステ(金子光希騎手)
「馬の後ろで我慢することを覚えてくれて、おとなしく良い流れで行けました。3コーナーまではやれるなと思いましたが、飛びが上手くなりすぎて勢いがついてしまいました。良くも悪くも難しい馬ですが、内容は上がっています」

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