【小倉記念】古川吉洋騎手が3年ぶりのJRA重賞制覇へ 伏兵メモリーレゾンで一発狙う

2024年08月07日 12:15

昨年の新潟牝馬Sを制したメモリーレゾンと古川吉洋騎手(昨年10月撮影、ユーザー提供:EnjoyTimesさん)

 デビュー29年目の古川吉洋騎手が、小倉記念(3歳上・GIII・芝2000m)のメモリーレゾン(牝5、栗東・長谷川浩大厩舎)で3年ぶりのJRA重賞制覇を狙う。

 古川吉洋騎手は96年デビューの46歳。福永祐一調教師や和田竜二騎手、現ホースコラボレーターで元騎手の細江純子さんらと同期の“花の12期生”。JRA通算で563勝。デビュー2年目の97年に阪神3歳牝馬Sをアインブライドで制し、早々とGIジョッキーの仲間入り。07年から昨年までは17年連続で2桁勝利を挙げるなど、安定した活躍を見せている。

 小倉記念のパートナーはメモリーレゾンだ。デビューから11戦連続で騎乗。3歳秋の秋華賞では4着に健闘。その後、3勝クラスで足踏みが続いたが、4歳秋の新潟牝馬Sに格上挑戦すると、直後の福島記念を制するホウオウエミーズに1馬身半差をつけて1年4カ月ぶりの勝利を手にした。今回は当時以来、10カ月ぶりの実戦となるだけに仕上がりがカギ。とはいえ、54kgの軽量は大きな魅力なので、牡馬相手の重賞でも見せ場以上があっていい。

 古川吉洋騎手は21年のマイラーズCをケイデンスコールで制して以来、3年以上もJRA重賞制覇から遠ざかっているが、まだまだ若手に負けるわけにはいかない。レースはもちろん、調教でも積極的にクセ馬に騎乗し、関係者の支持を得ているベテラン。多くのファンを喜ばせる手綱捌きで、久々のタイトル獲得といきたい。

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