29日、中山競馬場で行われたミモザ賞(3歳500万下牝、芝2000m)は、吉田隼人騎手騎乗の8番人気{horse=2005102546:ユキチャン}(牝3、美浦・後藤由之厩舎)が、道中4番手追走から直線半ばで抜け出すと、外から伸びた5番人気ハイカックウの追撃をクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは2分02秒2(良)。さらに3/4馬身差の3着には9番人気コスモザガリアが入った。1番人気のダークエンジェルは後方から直線で差を詰めるも6着に敗れている。
勝ったユキチャンは父クロフネ、母シラユキヒメ(その父サンデーサイレンス)という血統の白毛馬。全兄にJRA現2勝のホワイトベッセル(牡4、栗東・安田隆行厩舎)、半兄にシロクン(父ブラックホーク)がおり、母と兄は全て白毛。
昨年7月8日のデビュー戦(福島・芝1200m)は2番人気に推されるも14着と敗れたが、5か月の休養明けで臨んだ未勝利戦(中山・ダート1200m)で初勝利。今回はそれ以来の出走だった。通算成績3戦2勝。
なお、芝のレースで白毛馬が勝利を挙げたのはユキチャンが初めてとなる。