●幸英明騎手
このレース初制覇。JRA・GIはスティルインラブで勝った03年桜花賞、オークス、秋華賞に続く4勝目で、スティルインラブ以外でのGI勝利は初。JRA重賞はファイングレインで制したシルクロードS(GIII)に続く今年2勝目、通算21勝目。
●長浜博之調教師
このレース初制覇。JRA・GIはアグネスタキオンで制した01年皐月賞以来約7年ぶりとなる通算5勝目で、古馬GIは初勝利。JRA重賞はクイーンC(GIII、リトルアマポーラ)に続く今年3勝目、通算28勝目。
●フジキセキ産駒
カネヒキリ(05年ジャパンCダート、06年フェブラリーS)、コイウタ(07年ヴィクトリアマイル)に続く3頭目のJRA・GI勝ち馬。地方ではグレイスティアラが05年全日本2歳優駿(交流GI)、カネヒキリが05年ジャパンダートダービー(交流GI)、05年ダービーグランプリ(交流GI)を勝っている。また、現地時間29日には、ドバイ・ナドアルシバ競馬場にて南アフリカのサンクラシーク Sun Classique(牝4)がドバイシーマクラシック(首G1・芝2400m)を制覇している。
●フジキセキ産駒ワンツー
2着のキンシャサノキセキもフジキセキ産駒。JRA・GIでのフジキセキ産駒ワンツーは初。ちなみに、キンシャサノキセキとファイングレインは同世代で、ロジックが勝った06年NHKマイルC(GI)ではファイングレインが2着、キンシャサノキセキが3着だった。
●1200mのスペシャリスト
ファイングレインは今回の勝利により芝1200mで4戦4勝。全5勝のうちこの距離で4勝(他に1600mで勝利)を挙げている。
●馬主・社台レースホース
96年のGI昇格後、このレース初制覇。ソングオブウインドで勝った06年菊花賞以来のJRA・GI勝利。
●生産者・社台ファーム
96年のGI昇格後、このレース初制覇。ダイワメジャーで勝った昨年のマイルCS以来のJRA・GI勝利。
●関西馬
03年ビリーヴ以来、関西馬は6連勝。96年のGI昇格後の優勝馬13頭中9頭が関西馬。
●レースレコード
勝ちタイムの1分07秒1(良)は、96年にフラワーパークがマークした1分07秒4(良)を上回るレースレコード。ちなみに、コースレコードは05年5月21日にシーイズトウショウが記録した1分06秒7(良)。
●5歳馬
96年のGI昇格以降、5歳馬の勝利は昨年のスズカフェニックスに続く7勝目。年齢別の内訳は4歳2勝、5歳7勝、6歳4勝。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。