【セントライト記念レース後コメント】アーバンシック C.ルメール騎手ら

2024年09月16日 17:50

2番人気アーバンシックが勝利(c)netkeiba、撮影:下野雄規

 中山11Rの第78回セントライト記念(3歳GII・芝2200m)は2番人気アーバンシック(C.ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分11秒6(良)。1馬身3/4差の2着に1番人気コスモキュランダ、さらに2馬身半差の3着に3番人気エコロヴァルツが入った。

 アーバンシックは美浦・武井亮厩舎の3歳牡馬で、父スワーヴリチャード、母エッジースタイル(母の父ハービンジャー)。通算成績は6戦3勝。

レース後のコメント

1着 アーバンシック(C.ルメール騎手)
「良かったです。この馬は春にダービーを使ったので絶対に能力があると思ったので、今日は自信がありました。秋になってちょっと大人になったので、絶対良い競馬が出来ると思っていました。直線の手応えも良かったですね。じわじわと伸びてくれますが、今回は力をつけていて、直線で外へ持ち出すとすぐにギアアップして、最後は凄く良い脚を使いました。(菊花賞へ向けて)距離ももつと思います。今日もゴールまで伸びましたし、まだ良くなりそうですから、菊花賞でもチャンスがあると思います」

(武井亮調教師)
「元々能力の高い馬なのですが、競馬が上手でなく、その力を出し切れていませんでした。それが、ゆっくりではありますが、精神面で着実に成長してきて、肉体とのバランスが取れてきました。今日はこの馬の良いパフォーマンスを出せたと思います。抜け出してから、フワフワして余裕があったように、まだまだ伸び代があります。これからが楽しみですね。次走については菊花賞を含めて複数のプランがあります。馬の状態や相手関係、ジョッキーなどを考えながら決めたいと思います」

2着 コスモキュランダ(M.デムーロ騎手)
「タイミング的に3コーナーから動くしかありませんでした。結果的に負けましたが、強い競馬ができました。体重はそれほど変わっていませんが、春に比べて中身が入って、しっかりとしてきました」

3着 エコロヴァルツ(岩田康誠騎手)
「やりたい競馬はできましたし、折り合いはバッチリでした。成長を感じます。休み明けでしたが、次につながる競馬ができました」

4着 ヤマニンアドホック(津村明秀騎手)
「馬の後ろにつけようと思っていましたが、我慢がきかなくなり、ハミがかかってしまいました。途中からハミが抜けましたが、真面目すぎるのでしょうか。頑張っていますが......」

5着 スティンガーグラス(武豊騎手)
「スタートの一歩目がポコンという感じで出てしまうので、競馬が限られてしまいます。道中のリズムは良かったですし、もっと弾けるような雰囲気がありましたが......。先々は結構走ると思います。まだ非力ですが、すごく跳びが良いです」

6着 アスクカムオンモア(戸崎圭太騎手)
「すごく乗りやすいです。しかし、終始促す感じでした。そういう気性なのでしょうか。前走で勝ったような手応えだったので、もう少しやれるかと思いましたが、使ってさらに良くなると思います」

12着 ルカランフィースト(横山武史騎手)
「時計が早すぎますし、促してついて行くのがやっとでした。自己条件で時計がかかれば、この馬に合うと思います」

13着 アスクハッピーモア(田辺裕信騎手)
「感じが良く、期待を持たせる返し馬でした。しかし、バランスを崩してゲートの出が良くなかったです。芝でのスピードというよりは、ゲートの出(が大きい)ですね」

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