13日、福山競馬場で行われた福山桜花賞(サラブレッド系、ダート2250m、1着賞金150万円)は、渡辺博文騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.2倍){horse=2003105752:ナムラベンケイ}(牡5、福山・渡邉貞夫厩舎)が、2番手追走から3角あたりで先頭に並びかけると、直線では後続を突き放し、4番人気ファニーカイザーに6馬身差をつけ圧勝した。勝ちタイムは2分36秒6(稍重)。さらに1/2馬身差の3着に9番人気ナリタルーキーが入った。
勝ったナムラベンケイは、父ブラックホーク、母クリノヨリリン(その父ジェイドロバリー)という血統。06年2月に栗東・五十嵐忠男厩舎からデビューし、6戦目の指定交流競走(園田・ダート1400m)で初勝利。その後、兵庫を経て昨年から福山へ移籍し、今年1月に行われた福山大賞典(福山・ダート2600m)で重賞初勝利。2月の椿賞(福山・ダート1800m)で重賞2勝目をマークし、前走の名古屋大賞典(交流GIII)では10着に敗れていた。通算成績34戦10勝(うちJRA6戦0勝、重賞3勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。