12月7日の阪神5R・2歳新馬(芝1600メートル)で、
デプレ(牡2歳、栗東・辻野泰之厩舎、父
サートゥルナーリア)が小崎綾也騎手を背にデビューする。母は4歳時の14年にエリザベス女王杯を制した
ラキシス。角居厩舎時代に母も父の
サートゥルナーリアも手掛けた瀧川厩務員が、G1馬同士の子も担当している。
半兄
ミラージュナイトが直線で猛追した菊花賞(6着)の3日後、10月29日にゲート試験に合格した。瀧川厩務員にとって特別な血統だけに期待は大きい。「まずは第一歩。これからだね」。栗東・坂路でキャンターを重ね、CWコースでもしっかりと追われ、十分に乗り込まれた。
「少しずつ良くなってはきているけど、調教もすごく動くわけではない…。実戦でどう変わるかだね」と同厩務員。奥手な血統だけに初戦からはどうかだが、将来が楽しみな一頭だ。(松ケ下 純平)