今年のクラシック戦線を賑わせたシンエンペラー(今年4月撮影、ユーザー提供:リョッティーさん)
「ウマ娘」の藤田晋オーナーが所有するジャックオダモ(牡2、栗東・矢作芳人厩舎)が、土曜中京5Rの2歳新馬(芝2000m)でデビュー勝ちを狙う。
ジャックオダモは父Wootton Bassett、母Magic America、母の父High Yieldの血統。母は06年に仏G3のミエスク賞を制し、仏G1のモルニ賞で2着だった。昨年のアルカナ社のオーガストイヤリングセールにおいて100万ユーロで取引された。
ここまで坂路中心でしっかりと乗り込まれている。坂路最終追いは4F54.4-1F12.4だから、ひとまずは水準レベル。力を出せる態勢とみていいだろう。
同じセールで取引された同馬主、同厩舎のシンエンペラーは今年の牡馬クラシック戦線を沸かせ、来週の凱旋門賞では有力候補の1頭に挙げられている。偉大な先輩に一歩近づけるか。まずはお手並み拝見のデビュー戦となる。