キングノジョーの半兄のジャスティンパレス(昨年4月撮影、ユーザー提供:kmrさん)
昨年の天皇賞(春)を制した
ジャスティンパレスの半弟となる
キングノジョー(牡2、美浦・田中博康厩舎)が、土曜東京5Rの2歳新馬(芝2000m)でデビュー勝ちを目指す。
キングノジョーは父
シルバーステート、母パレスルーマー、母の父Royal
Anthemの血統。半兄の3頭は重賞ウイナーで、
パレスマリスは13年の米G1・ベルモントS、
ジャスティンパレスは昨年の天皇賞(春)、
アイアンバローズは同じくステイヤーズSを制している。この血統が評価されて、昨年のセレクトセール1歳では3億1000万円(税抜)の高値となった。
ここまで坂路とWを併用し、入念に乗り込まれてきた。何より注目すべきは1週前のW追い。先行していたとはいえ、4日後に南部杯を制する
レモンポップに楽に先着した。兄と比べるのは早計でも、相当なポテンシャルを秘めていることは間違いなし。鞍上も頼れるC.ルメール騎手とあって、きっちりと仕留めたい初陣となる。