マードラドの半兄のパンサラッサ(昨年11月撮影、ユーザー提供:しーにさん)
 
 昨年のサウジCを制した
パンサラッサの半弟となる
マードラド(牡2、美浦・鈴木慎太郎厩舎)が、日曜東京5Rの2歳新馬(芝1600m)でデビュー戦を迎える。 
マードラドは父
レイデオロ、母ミスペンバリー、母の父Montjeuの血統。半兄の
パンサラッサは22年のドバイターフ、23年のサウジCの勝ち馬。圧巻の逃げで芝ダート両方の海外G1を制した異色の名馬だった。同じく
エタンダールは12年の青葉賞で2着、半姉の
ディメンシオンは19年の京成杯AHで2着となっている。
 ここまで坂路とW、プールを併用して、時間をかけて仕上げられてきた。時計的には水準レベルといったところだが、及第点の仕上がりにはありそう。兄と同じく、レースでファンを驚かせてほしい。