11日、京都競馬場で行われた都大路S(4歳上OP、芝1600m)は、赤木高太郎騎手騎乗の16番人気(単勝115.2倍){horse=2002110191:フサイチアウステル}(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)が先手を取り、内から差を詰めた5番人気ブラックタイドの追撃をアタマ差抑え優勝した。勝ちタイムは1分35秒1(稍重)。さらに1馬身差の3着に2番人気マヤノライジンが入った。1番人気トーセンキャプテンは5着に敗れ、3連単は1,608,870円の大波乱。
勝ったフサイチアウステルは、父Stormin Fever、母Gender War(その父Green Dancer)という血統の米国産馬。05年セントライト記念(GII)2着、菊花賞(GI)5着、06年AJCC(GII)2着など中長距離重賞で好走歴があったが、マイル戦では初勝利。05年九州スポーツ杯(1000万下、小倉・芝2000m)以来約2年9か月ぶりの勝利となった。通算成績18戦4勝。