一昨年の桜花賞を制したスターズオンアースと川田将雅騎手(22年4月撮影、ユーザー提供:ホルスさん)
川田将雅騎手が
スターズオンアース(牝5、美浦・高柳瑞樹厩舎)で、ジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)の初制覇を目指す。
川田騎手はこれまで
ジャパンCに11回参戦。18年の
キセキと23年の
リバティアイランドが2着、15年の
ラブリーデイと19年の
ワグネリアンと21年の
シャフリヤールが3着。惜敗は数多くあるものの、あと一歩というレースが続いている。ちなみに秋の東京のGIは、天皇賞(秋)も15回騎乗して2着1回、3着4回となっている。
今年のパートナーは
スターズオンアースだ。一昨年の桜花賞では川田騎手を背にしてGI初制覇。その後はルメール騎手を筆頭に外国人ジョッキーとコンビ。オークスを制し、昨年の大阪杯と有馬記念でも2着となるなど、強豪相手に好勝負を続けてきた。今回は自身初の馬券圏外となる8着に沈んだドバイシーマクラシック以来、8カ月ぶりの実戦となる点がカギ。ただ、昨年の
ジャパンCも半年ぶりで3着に健闘しているので、大きな心配はいらないだろう。
2年7カ月ぶり2回目のタッグとなる名牝で、どんな競馬を見せてくれるのか。JRA・GI通算27勝を挙げる名手の手綱捌きに要注目だ。